Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

マンディ(水浴び)のススメ

こんにちは!
最高に蒸し暑い!大阪からお送りします。
ここ数年の、梅雨のごあいさつ定番スモールトーク(社交辞令的雑談)。

「湿度100%てどーゆーうことやねん」
「水の中やん」
「息できてへんやん」
「そらしんどいわ、イライラして当たり前やわ」

日本の梅雨も夏も昔に比べて本当に暑く不快になりました。

今日は気軽にシャワーしようぜ!というご提案。

バリ島に滞在していた頃、たまに
「Suda Mandi(スダ マンディ)?」と聞かれました。
これは元気?くらいの意味のない問いかけなのですが、直訳すると「水浴びした?」です。
「Suda」は「既に~した」で「Mandi」は水浴びとかシャワーとか要するにお風呂です。
(もっと一般的な挨拶は「Suda Makan(スダ マカン)?」ご飯食べた?)

インドネシア人、めっちゃ水浴びします。
一緒に喋ってても気がついたらいなくって、あれ?どこ行った?と思ったらマンディしてます。
朝起きて。昼間暑いなと思ったら。そして夕方。
これは朝と夕方に神様にお祈りを捧げるためのお清め沐浴の意味もあるのですが、とにかく湿気と熱さがハンパないから生活に根ざした知恵だと言えます。
水で身体を冷やしてないと暑さに負けてしまうのです。
バリ島ではホテルや外国人向けの家や施設でない限りほとんどは水シャワー。
わたしも最初は冷たくてゾッとしましたけど、その内にちょっとだけ慣れました(しかし最終的にはお湯シャワーの家に移った)。
日が暮れて気温が下がった時にではなく、陽のある明るい内に浴びるのがポイントなようです。
田舎道を通っていると、川では男性たちが素っ裸でマンディしてるのをよく見かけました。

家で頻繁にシャワーを浴びる。

長らくわたしはこれをしませんでした。
そもそもあんまり日本人には馴染みのない習慣かもしれませんが、いつからか(多分バブルの頃の朝シャンブームから?:メーカーがシャンプーを売るためのブーム)朝シャワーが浸透してきました。
トレンディドラマから流れてくる朝シャワーになんとなく憧れやってみたものの、母親からは「そんな朝から風呂に入る必要はない!」と嫌味を言われ。
水道代もガス代ももったいないと言われると、養われてる身ではぐぅのねもでません。入る度に嫌な顔をされるのはめんどくさいものです。
けれど大人になって一人暮らしになった時、いつでも好きな時にお風呂に入れる、シャワーに入れる環境がやってきました。
シャワーを浴びると気分がサッパリします。
さっきまでじとじとした肌がサラリ。そろそろエアコンつけようかな?って思っていてもシャワーを浴びるとつけなくても平気になります。

そしてバリ島に行って、頻繁なマンディはやっぱり理にかなってるな!と確信した次第です。

この頻繁な水浴び(湯浴み)習慣、おそらくアジアだけだと思うんです(全ての国のことはわかりません)。
コロナ禍でも話題になりましたが、欧米人は酷い時だと一週間に一度くらいしかシャワーを浴びません。
これは乾燥してあまり汗をかかない土地ということと、上水技術と水に恵まない歴史からによるものだそう。
ちなみに中世フランスでは下水事情も相当に悪く、街中に排泄物が放置されていました。そこから疫病が発生したのではとも言われています。
なので、香水が開発されました(根本的な解決は?)。

一般的な日本人でも一日一回はお風呂(orシャワー)に入るでしょう。
その習慣もまた、手洗いうがいの習慣と共に、疫病には何らかの効果が見込めると言われています。
それでもインドネシア人からすると「日本人ぜんぜんマンディしねぇな?(汚ねぇな?)」という感じ。

もちろん冬は必要ありませんね。暑い夏の話。
そして、これはわたしがアーユルヴェーダでいうピッタ(火の性)体質だからかもしれません。身体が常に燃えてる、炎症しやすいんですね。だから水のチカラで冷やすこと(お湯やけど)が合うのです。
さらにめちゃくちゃに汗っかきです。夏は衣服がびちゃびちゃになります。身体中を汗が流れ落ちるのを感じながら活動する不快さよ。
人にはそれぞれ体質があります。
ぜんぜん汗かかない人もいますよね(それはそれでご注意を)?
頻繁なシャワーで体調を崩す人もいると思うので万人にオススメではないのですが、わたしと似たような人なら、冷房スイッチを入れる前に、扇風機をがんがんとカラダに当てる前に。
ちょっとシャワーでもどうでしょう?

ちなみに頻繁にシャワる時は、お湯を浴びるだけで石鹸とか使いません。過剰な洗浄は肌を痛めてバリア機能を低下させます。結果、ウイルスや菌に弱くなりますので、そこはご用心。頻繁に入るのなら必要ありませんしね。

これは個人的経験による感想とおすすめです。
わたしからの提案は全てかならず、自分のカラダと相談して下さいませ。

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▼今日のおすすめ
映画『グラン・ブルー』監督:リュック・ベッソン

海に心を持っていかれてしまった男の話。美しい話ですが残酷であり、相当な孤独の話でもあります。けれどそれは本当に孤独でしょうか?彼はもう十分過ぎるほどに誰よりも世界とつながっているのでは?とも。そういう人間を愛してしまうキツさも描かれます。もっと彼女が老成して長く年月が経てばあるいは?
この作品ではなく、昔々にIMAXで彼を映した海の映像を見たのですがそれはそれは美しく、人間は海に戻るのだと感じました(探したのですが見つかりません……)。

 

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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  • 作者:Eri Koo
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