Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

新型コロナ後にルネッサンスは起こるのか

令和に入り、どんどんいろんな事が起こり、変化が激しくなっている。
こんなときどうしたら?
って思うことも多々ある。
でも、いくら人類が進化しているとは言え、起こる出来事というのは、過去にも似たような事が起こっているんですよね。
戦争も疫病も、国の繁栄も衰退も、つかの間の平和もバブルの狂乱も。
だから、こんなときこそ、歴史を学ぶのはとても意義深いように思う。

コンサルタントさんは「いま鎖国時代の本を読んでるねん」と1年前くらいに言っていた。
まだCOVID-19が日本に本格的にやってくる前に、こうなることを予見してビジネスの方針を切り替え、さらりと世の中を渡っている人だ。
現在の日本の海外渡航は、11の国のビジネス往来だけを認めている。昨年10月に全世界の中長期在留資格を持つ人の新規入国を認めてたけど、12月に感染者の増加を受けて1月末までこれを停止中。

www3.nhk.or.jp

緊急事態宣言も入国制限もどこまで続くかわからないけれど、気軽に用意にどんな人でも行き来が出来るのは早くても来年春だと言われている。

うん、もうこれ鎖国中だ。
違うのは、日本だけでなく世界的にっていうとこでしょうか。
明治維新から150年。
たったの150年前、日本人は海外に行ってはいけなかった。それは罪だった。
もちろんジョン万次郎のように事故で偶然海外に行ってしまったり、誰にもわからないように渡航した人だっていただろうけど、そんなものすごいレアケースはカウント外。
外人だってものすごく限られていて、長崎の狭い狭い出島だけに住むことが許されていた。
そんな時代は、たったの150年前の出来事。
その時、日本人がどんな風に生活し、仕事をしていたか、きっと今の生活のヒントになるんだろうと思う。

また、飲食店が8時までになり「まるで禁酒法時代」と言われている。
ある時期のマフィア映画はほとんどその禁酒法時代のもの。
合言葉で開く秘密の部屋で酒を飲んだり、分厚い本の中をくり抜いて酒を持ち運んだり。
実際「闇営業」なんて言葉が普通に飛び交う。
戦後の闇市みたいなもの。
自粛警察だって戦時下の非国民密告と同じだ。

ほんっと、人間の生活って全然変わってない。
歴史というより、地続きのちょっと前の話、くらいなものだ。

でも、だからこそ、歴史に学べる。

14世紀、ルネッサンスは、ペストが大流行した後、社会構造の変化の中で花開いた。
レオナルド・ダ・ヴィンチミケランジェロラファエロニュートンマキャベリなどなど、歴史の授業で習うような人物が活躍したのがこのルネッサンス期。

さて、このCOVID-19が終息後。
社会構造が変化するのは間違いない。
COVID-19によって、ではなく、もともとあった社会構造の問題がCOVID-19によって加速度的に露見していくのだろう。
はてさて時は21世紀。
ルネッサンスが花開くのかどうか、歴史に学んで良き一歩を踏み出すかどうかにかかっているのかもしれないですね。

f:id:kuhmai:20210118220116j:plain

明治維新の頃のお屋敷にて

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

・小説発売中

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

 

Eri Koo(エリ・クゥ)
Website
https://erikoo.themedia.jp/
【LINEでBlog更新を通知します♪】
※登録者情報はわたしに知らされませんので、 お気軽にどうぞ!

友だち追加

お問い合わせはこちらのフォームからどうぞ
[eri koo] - CONTACT

--- オリジナル小説発売中 ---

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

  • 作者:Eri Koo
  • 発売日: 2020/04/04
  • メディア: Kindle版