これから数年後に起こること

COVID-19という疫病が世界中に猛威をふるって、たくさんの人が亡くなり、または経済的な困難に陥っている。
けれど、それは単に序章みたいなもので。
おそらく来年から、経済的な混乱がとてもとても大きくCOVID-19の影響なんて目じゃないくらいに誰にでも見えるくらいに起こってくる（既に起こってる）と、言われている。
世界大恐慌だ。
それはもう、予言とかスピリチュアルとか占いとかじゃなくって、経済学者や歴史学者、いろんなデータや社会の動きから、当然で必然なこと（しつこいがもう既に起こってるので）のようだ。経済学者さんには直接話も伺えた。
その動きは更に大きくなって、2026年にはとても大きなインパクトがある。

らしい。

こんなことを書くと、怖がったり不安になる人もいるのだと、あんまりわかっていなかった。
それこそ戦争も知らない世代で、日本は平和で、わたしが行ける範囲の海外の国々だって平和だった。
だから、大きな変化の時に、精神的に参ってしまう人がいるのだと、COVID-19のおかげで目の前の事実として、ようやく知った。

戦時下を描いたドラマや映画の中で「戦争の最中に不敬だ！」とか「非国民」とかで、近所の人を密告したりする人たちがいたのは知っていた。
まさか現代の日本で、自粛警察の名で同じことが繰り返されるとは思っていなかった。
その人達は、めちゃくちゃに不安で怖いんだろう。ストレスをためてるのだろう。
だから、自分は正義を行っているんだと、弱い者いじめや弾劾することで、なんとか正気を保っているのだろう。
この構造は最近の1億総弾劾社会だったり、いじめの構造と同じ。
でもそうやって攻撃的になる人はきっとまだマシで（迷惑だけど）、内にこもって誰に当たり散らすわけでもなく、静かに精神を病んでいく人だっていて、そちらの方は声を出さないので気づけず、助けるのがむずかしい。

元気で強いと思ってた人に、最初に書いたようなことを話して
「そんな怖いこと言わないで、変化なんていらない、エリは平気なの？」
と言われて、ようやく気がついた。

どんなにHSPだとか、共感性が強いだとかの性質があろうと、他人がどんなことを思ってどんな風に受け取るかなんてわからない。
この時代、あんまりうかうかといろんなことを言えないんだなと思う。人によって状況と立場があまりにも違いすぎる。随分と反省した。
それもこれも、ほんの1年前だったら言えたのかもしれない。
その人も、1年前だったら違う感じで受け取ったのかもしれない。
わからない。

ただ、1年前とは全然違う現実に、わたしたちは立っている。

現実が全然違うということは、同じ人間でも違う面が現れてくるということ。
周りでも、COVID-19で人間関係が変わったという話は山ほど聞いた。
平和な時に普通に接していた人が、根本的に無理な正確だと知ったり、その逆に、親友はやっぱり親友だったと頼もしく思ったり、そこまで縁が薄かった人が濃くなったり、意外な人と知り合ったり意気投合したりもする。

そういうことなんだと思う。
いろんな事ががわりと変わっていく。

何か固定したものに足を置いている人は、ちょっとしんどくなるのかもしれない。
土地とか、お金を含む数字の競争だとか、地位とか名誉とか権力とか、そういった固い感じのもの。

立っていた筈の大地がガラガラと揺れ始め、大海原に小舟一つで出ていかなければならない。
そんな時、何を持っていくのか。
誰と手をつなぐのか。
自分がいちばん大事なものはなにか、短時間で判断しなければならない。かもしれない。

だから今のうちに。
世の中を見ながらも、自分を知って準備しておくことが何より大事なように思う。
できること、できないこと、人生の優先順位。
決めておかないと、とっさの時に、やわらかくしなやかに早く動けない。

なんて。
こんなことを書くわたしも、きっとどこかで少し不安だったりして。
寄る辺の無さに、ぼんやりとしてしまうのだけど。

でも、なんか、身体の奥とか、大地とか空から「大丈夫」って声がするから、きっと大丈夫なんですよ。
それでも、未来が楽しみなんですよ。
10年後、20年後、世界はどうなってるのか、見てみたいんですよね。

大事な人たちと、一緒に笑いながら見たいですね。

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