EMI『僕が僕であるためのパラダイムシフト』読みました - 鬱は治る?
鬱病って治るのですか?
鬱病に限らず、壊れてしまった心は、自分は、取り戻せるのですか?
自分を愛せるようになりますか?
この漫画には、そんな答えが描かれています。
本の紹介が続きますが、これはネットで今すぐ読める漫画です。
お金に余裕があったり、何かしたくなったら本を買うと作者に還元されます(記事の最後にリンク貼ります)。
主人公は親から虐待されて育ち、中学生の時に頑張りすぎたせいで鬱になります。
それから20年以上、鬱とともに生きて。
鬱になると何もかもがおっくうで、正常な判断ができないから、自分の状態にも無自覚です。
けど、あるきっかけで、それを治そうと行動を始めます。
その全てが取り組む過程が、ものすごく丁寧で。
これは鬱病に限らず、なんとなく自己肯定感を持てなかったり、毎日にやる気がなかったり、もしくは他の心の病にも、少なからず治癒の過程として参考になると思う。
認知行動療法、NLP、アドラー心理学、なんかが出てきます。
それぞれの療法について、とてもわかりやすく簡潔に描かれているのでわかりやすい。
マインドフルネスが提唱する、過去は存在しない、今だけに集中すること。
それが、どんなにも病んだ心に効いてくるのかも描かれています。
読んでいく中で、自分の似たような治癒の過程を思い出しました。
そして、自分が鬱にまではならなかったのは、適度に真面目ではなかったからだとわかりました。
真面目な人は鬱になる。
この漫画を読んで、その言葉の本当の意味がわかりました。
生真面目だとか倫理観が強いとか、そういう真面目さじゃなくて。
一度決めたことや、これだ!と思ったことを徹底的にやりすぎてしまうタイプの真面目さ。
それが自分自身の「絶対的に好きなもの」に対してなら病みません。
じゃなくて、それが「他人の期待」や「他人の目線」を目的としたものだと、自分というものが、その真面目さゆえに、徹底的に殺されてしまうのだなと。
自分の本心をも騙せてしまう、黙らせてしまう。
でも。
徹底的に自分が心のなかで殺されても、壊されても。
人間って強くて。
治癒、できるんですね。
復活、できるんです。
それは、わたし自身の体験から。
そして、この漫画のように、同じような地獄から帰還した人たちの話からの事実。
最後に。
わたしも、アドラー心理学が流行った時に読んで、ガーン!と頭を打たれてたようになりました。
この漫画の主人公と、本当に似たような気持ちになりました。
アドラー心理学は言います。
「今、あなたのその苦しさは、あなたが選んだもの」
いやいやいやいや!?はぁ!?こんなに苦しいのに?そんなわけないじゃん???
って思いますよね。
でも、自分の内側に聞いていく内に、それが正解だったと知ったんです。
握りしめてたんですよ、苦しく在りたいって。
なんでそんなことするの?
自分で自分を虐待してたんですよ。
ほんと、なんでそんなことするの?
その答えが、この漫画にはあります。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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