香りは邪気を祓う
こんにちは☆
今年は家でもご近所でも花の咲きっぷりが見事です。
数も開き具合も、すべてがパーフェクトに咲き誇っていて見てみてうっとり。
そして、その芳しい芳香も気持ちを潤してくれます。
「香り」について、どんな風に思ってますか?
いい匂いはそれだけで癒やされます。
美味しい匂いも食欲をそそります。
程よくいい香りをまとっている人は、センスと気品を感じて魅力的に映りますよね。
見えないもだからこそ、その影響は強烈。
けど、「香り」が持つ力はそれだけではありません。
一時期、どの神社に行っても「ハラワレヨ」という言葉がリフレインしていました。
よっぼど何か憑いてたのか、心が汚れてたのか……笑
それはともかく、日本の神道、神社というものは「罪」「穢れ」を「祓い」「清める」のが基本です。
パワースポットと呼ばれる場所、神社に行くとそれを成してくれたりもするのですが、自分でも日々それを浄化していくことが大切です。
罪や穢れというものは、生きてるだけでどうしても付着してしまうもの。
菌やウイルスと同じみたいに考えるといいかもしれません。
撲滅も根絶も今のところは不可能で、共に生きていくしか無いもの。
ですから、家に帰ったら手洗いうがいをして雑菌やウイルスを体内に取り込まないようにするのは公衆衛生面からも大切ですし、精神面でも同じ効果があります。
手洗いうがいと湯浴み。
これがベース。
神社さんで「ハラワレヨ」という言葉が聞こえたのも、とにもかくにもそれをしろってことかと思ってます。
夢や希望や願望を叶えたいとか、しんどいとか悩みや不安をなんとかしたいとか。色々欲求があるのなら、まず自分を清めなさいってこと。
そしたら、本来の自分に宿る、健康と健やかな精神を取り戻すことができます。それさえあれば、そういった欲求を自分の行動で成就させていけるからです。
元気があればなんでも出来るっス!ウッス!
ってことですね。
そこでもう一つ「ハラワレヨ」が出来るものがあります。
それが最初にお伝えした「香り」です。
邪気払い、浄化、祓うこと清めること。
香りにはそのパワーがあります。
日本では昔から「香(こう)」を大切にしてきました。
香道という香りの文化もあります。
ご先祖様にも、お寺にも、お線香をあげて清めて敬います。
ゆず湯、菖蒲湯、玄関先に匂いの強い植物を飾ること。
また9月9日の重陽の節句では、菊に一晩綿を被せてその香りとパワーを含ませ、身体にぱふぱふして長寿を促す儀式もあります。
「香り」の力を昔から使ってきたんですね。
絢爛豪華に咲き誇っていた薔薇の季節は楽しかったです。薔薇も品種によって匂いが全然違い、一つ一つ匂いを嗅いで好みを選別していくのが楽しくて仕方ありませんでした。
次は紫陽花が咲き始めていますね。香りは控えめですが、さまざまな花がさまざまな香りを放っていることを確認していくのはしあわせなことです。
今時流行りのケミカル満載な強烈な香りの柔軟剤や、刺激的な香水は嗅覚をバカにさせてしまいます。
刺激に慣れてしまい、香りも使う量もどんどんエスカレートしていっちゃうので気をつけたいところ。
逆に自然な良き香りは邪気を祓います。
同じ香水でも、使っている香りの品質で粒子の細かさが全然違うのです。細かければ細かいほど、感覚の深部、心や身体の深部にまで届きます。
そして、変なものを寄せ付けないパワーがあります。
自分のパワーを補正してくれる感じがするもの、上がるもの、もしくは落ち着かせてくれるもの。
自分の良き匂いを身に纏いましょ。
もちろん身体を清潔にした上で。
▼今日のおすすめ
映画『ショコラ』 監督:ラッセ・ハルストレム
とても不思議な話、大人の話。その昔メキシコでは、カカオの香しさは媚薬としてマジカルメディスンとして使われていました。丁寧に作られたショコラを一粒、大切に味わいたくなります。そして一人の人を遠くに想うしあわせをギュッと感じることが出来る映画です。ジュリエット・ビノシュもジョニー・デップも大人の色っぽさ満開です。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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