エドガー・ケイシーの山盛りサラダと味の向こう側
ほぼ毎日、山盛りのサラダを食べています。
気がつくと10年以上続けている、この食習慣。
エドガー・ケイシー療法と言われるものです。
こんにちは。
Eri Koo (エリ・クゥ) です。
30歳になった頃、卵巣のう腫(チョコレート嚢胞)という病気になり、片方の卵巣と卵管を手術で切除しました。
それをきっかけに、心身共に、人生の大掃除をはじめました。
自分の置かれている環境・人間関係と、自分自身の心。
そしてそれと行っていくためには、何より身体の健康を取り戻していくことが不可欠でした。
「食事」というものに気を向け始めたのは、この頃からだったと思います。
さいわい、親が調理師で飲食店を経営していたので、小さい頃からちゃんと家庭で作られたものは食べていました。
加工品や調理済の惣菜、ジャンクフード、ファーストフードなどで出来上がった食卓に比べれば、恵まれていたとは思います。
それでも、やっぱり「食」について改めて学ぶと、そこはまず最低の最低ライン。
当時、まず最初に耳にしたのは、全てを生で食べることを実践して、癌を克服した人の話でした。今で言うローフードです。
これは、酵素を含む食べ物を多く摂取すれば体に良い効果があり、加工されていない生の食材を用いた食品、あるいは食材を極力生で摂取する食生活を言います。
なるほど言ってることはわかる。
けれど、寄生虫とかの心配もあるし、なんかちょっと極端過ぎやしないかい?
と思いながら調べて調べて、何故か突き当たったのがエドガー・ケイシーでした。
エドガー・ケイシーって知ってますか?
眠れる預言者と言われ、催眠状態で、人々からの相談や質問に答え、病気の診断や人生のアドバイスなどを行った人です。
オカルトやニューエイジ好きには有名で、わたしも知っていました。が、単に不思議な人物で興味深いって思ってただけで、まさかこの人の食事療法を、自分が実践するようになるとは夢にも思っていませんでした。
実際、彼の発言には何の根拠も無いっちゃないのです。
でも、彼のアドバイスを受け、実践した人々は次々に心身の問題を解決していったという「結果」が残されているのです。
彼の薦めた健康になるための療法はたくさんあります。
ひまし油湿布、身体をアルカリ性に保つこと、じゃがいもは避ける、豚肉も避ける、果物(特に柑橘類)は他の食べ物と一緒に食べない、などなど。
ほんっとにいろいろ試しましたが、自分の身体に合うものとして最終的に残ったのが、この山盛りのサラダ。
ケイシーの言葉です。
「炭水化物の取りすぎはしないように。大量の生野菜を食べなさい」
Do leave off too much starches. Have plenty of raw vegetables.「沢山の野菜を食べなさい。さらに、毎日、1食は生野菜か加熱しない野菜を含む
べきである」
Have plenty of vegitables, and especially one meal each day should
include some raw or uncooked vegetables.彼の勧めた基本的な日々の食事は。
80%のアルカリ性食品(野菜と果物)、20%の酸性食品(野菜と果物以外)。しかもその野菜は、地上の野菜80%、地下の野菜20%(ただし、
人参は地上の野菜として考える)にするようにもアドバイスしています。(引用元) エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活
これ、わたしの身体には、あってたんですね。
世の中には野菜をうまく消化出来ない人もいますし、あらゆる療法は個人差が大きいです。
わたしは自分の身体感覚で、こういったことを感じていました。
・元から生野菜が大好きだったこと
・なので大量に食べることが苦じゃない、むしろ美味しいうれしい
・身体がスッキリする
・なんなら生野菜食べてない日は、身体が重たい、気持ち悪い気がする
少し前、インドのアーユルヴェーダ(生命の科学)を学ぶ機会があってビックリしたんですが、ケイシー療法と似てる部分がたくさんあるんです。
自分の身体を知る上で、かなり信頼しているアーユルヴェーダ。
アーユルヴェーダもまた、ケイシーと同じく、現代科学的には何の根拠もなかったりしますが「結果」がある。けれど、時代が進むにつれて、科学的根拠が後から追いついてくるように、その療法は正解だとされる研究結果が、出続けているのです。
それで、アーユルヴェーダの体質診断でわたしは「ピッタ(火)」なので、常に身体が燃えてるんです。炎症傾向にあるとも言います。
なので、生野菜を大量に取ると、熱を冷ましてくれるのです。
(身体は冷やしてはいけないので、冷やすのではなく熱をとるのです)
なんとなく、これはいいかも?という直感で始めたことが、後から、そうだったのか…理由がわかって納得する。
そういうことってありますよね。
さらに、一緒にゼラチンを摂取すると、野菜の栄養吸収率がUPし、骨も丈夫になり、尚効果的です。
ちなみに、サラダで薦められているのはレタスと人参、セロリなど。特にレタスを大量に摂取するのがポイント。
これ続けてるとわかりますが、野菜って硬いんですよ、肉よりも。
顎がね、相当疲れます。
そして咀嚼回数もポイントです。
できれば100回らしいんですが、とりあえず30回もぐもぐと噛みましょう。
最初は、めんどくさい、だるい、そんな食べ方してたら美味しくない、って思うと思うんですけど(過去のわたしや)。
わたしも基本、食べるのがちょっぱやなので、今でも気を抜くと噛めてないんけど。
昔、麒麟の田村がホームレス中学生時代に言ってたんです。
「口の中で溶けるくらいに食べ物を噛むと、味の向こう側が見える」
これ、ホントなんです!
何か「甘さ」が引き出されるんです!(え?別に見たくない?)
それだけではなく、たくさん噛むことで、満腹中枢を刺激して食べすぎを抑える事もできるし、血糖値が上がることも防ぐことが出来ます。
いいこと尽くしなのです。
お試しあれ!です。
(自分の身体にあうかあわないか、ちゃんと感じてみてくださいね)
▼今日のおすすめ
映画『愛人/ラマン』 監督:ジャン=ジャック・アノー
仏領だったベトナムを舞台に、支配している側のフランス人少女と、フランス人からは軽んじられているが、経済的に豊かである華僑の青年が愛人関係になるお話。当時インドシナと呼ばれたベトナム。フランスと中国の文化が融合した街や建物のなんとも言えない、ノスタルジック・コロニアルな背景がなんとも情緒的で美しく。ケオン・カーウェイとジェーン・マーチ複雑な関係性、植民地という特殊な背景を彩ります。「愛」に初めてふれる少女の、心の動きがたまりません。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
・小説発売中
・ライターのお仕事
プロフィール文章、紹介文、ヘルスケア関連、文化人類学などのライティング。オリジナル小説の執筆。
・「舞」と「瞑想」
①Link Dance Meditation:瞑想と身体作り
②空舞(くぅまい):その人の舞を創る
①②をカスタムメイドした個人レッスンです。出張可。
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