Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

子どもの心を取り戻す

子どもはかっこつけることで、しかたなくだんだん大人になります。
大人は子どもの心を取り戻すことで人生がよみがえります。

note.com

吉本ばななさんの言葉。
彼女のみずみずしい言葉はいつも、はっと新しい世界が開かれるような気持ちになる。

大人になるにはあらゆる事から自分を守って生きていくために、鎧を身にまとい、武器を手に入れていきます。
けれどある一定の成長に達した時、かつて必要だった鎧も武器も必要がなくなっていることに気がつきます。
むしろ、古いタイプのそれらは自分をがんじがらめにしたり、重くて動けなくしていたり、錆びついて役にたってなかったりします。
人生を生き抜いてきて、もう随分とタフになったから。
鎧も武器も最小限で、生身のあなたで十分に世の中を生きていけますよ、と。
いらない鎧は脱いじゃおう、武器も捨てちゃおう。
軽々としたカラダで裸足で駆け出してしまおう。

子どもの心を取り戻す。

最近お友だちと話していて「解放」という言葉がすごく惹きつけられて。
「開放」の方が文字も意味も前向きで好きだけど、意味としては束縛や呪縛からの解放ってこと。
身に着けてしまった協調性、染みこまされてしまった古くて誰かに都合のいい価値観、不変の真理だと思ってたらほんの一時流行っただけの倫理観。
ぜーんぶかなぐり捨てて。
ハイジみたいに、着てる服をぱっぱっと放り出して。
下着一枚になって、草原ででんぐり返しして、なんもなくても笑い転げて。
遠くにはでっかいアルプスの山々が見えて。
気持ちいい風が吹いてて。
周りにはヤギがいて、大きい犬がいて、気のいいペーターや、気難しいけどやさしいおじいさんがいて。
そんな風にできたら、それこそ本当に人生はキラキラとよみがえる。

子どもの心って無心ってこと。
なーんも考えない。
今しか見ない。
蝶々が飛んでたら目で追って、空に浮かんだ雲にくじらを見立てて、急にジャンプし出したり。
そんな風に、のびのびと。
自分を解放して。そして開放して。

みんながみんな、そんな風に遊べたら。
どんなにいいだろうなって。

例えそんな風に、駆けまわったりはしゃぎまわったり実際にしなくても。
心の中で遊ぶことはいつだってできて。

部屋の壁のワンコーナーに、大好きな絵とかアニメとか漫画のポストカードをたくさん貼ってるのですが。
久々に貼り替えたり増やしたりしてたら、ニコニコ(いや、ニマニマ)楽しすぎて。
自分を喜ばすのがほんとに上手になったなと思う近ごろ。

そんな小さなことで本当に楽しくなれる。

いまいち気の進まない、やらないといけないことをやる時間ももちろんあるけれど。
大人だから色んなこともやっぱりあるけど。

それでもその中で、自分を楽しませる時間を存分に取ることができると。
心から毎日がしあわせ。
毎日は奇跡の連続なんだなって思える日が、増えてきます。
十二分に大人になりきってからでも。
いつだって、とりもどせます。

f:id:kuhmai:20200812122818j:image

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

・小説発売中

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

 

Eri Koo(エリ・クゥ)
Website
https://erikoo.themedia.jp/
【LINEでBlog更新を通知します♪】
※登録者情報はわたしに知らされませんので、 お気軽にどうぞ!

友だち追加

お問い合わせはこちらのフォームからどうぞ
[eri koo] - CONTACT

--- オリジナル小説発売中 ---

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

  • 作者:Eri Koo
  • 発売日: 2020/04/04
  • メディア: Kindle版