低気圧や天候不順でしんどい、に抗う三つの方法

現在、ギューンと急カーブして進路を真横に変えた台風14号が、日本列島を横断中です。
今回は、ここ昨今のものすごい天候の激しさに、体調や心をくずしがちな人に向けたお話。

去る8月。
もっのすごい大雨が降っていたとき。
低気圧がデーンと日本列島をおおってるせいか、起き上がるのもしんどくて。ひたすら眠くて眠くて。
たまたま出かける用事もなかったので、今日は完全オフと決めてほぼ一日寝転んでいた。
寝たり、起きたり。
おかげで映画3本、買うだけ買って読めてない大量の積読本も少し読めて、割と充実した日になった。

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とはいえ。
そんなオフにできる日ばかりじゃない。
誰だって学校、仕事、予定、用事、出かけざるをえない日がほとんどである。

わたしとて、大事な大事な約束がある日。
極度の集中力で向かいたい案件。
そんな日にまた、どしゃ降り。止む気配なんて微塵もないくらい、午前から外は真っ暗な雲が立ち込めてた。
身体が重い。できれば一日中家にいてゴロゴロしていたかった。

これまで何度か気象病について書いてきた。
低気圧や、気温や湿度のアップダウンは身体に影響する話。どうすればいいかたくさん書いた。

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しかし自分で書いておいて忘れてしまうのが人間というもの、いや、自分である。

対処法を思い出して3つやってみたら、出かける元気がみるみるわいた。
いまさらながら、めっちゃ効くやん……。

というわけで。
天候の乱れはもはや日本においてデフォルト仕様ですので。
再掲になるけど簡潔にしてご紹介します。

１、冷水シャワー

何度となく推した超健康なICEMAN ヴィム・ホフによるこの療法。
この時期ならかなりハードル低いです。30℃前後の気温だと家のシャワーから出てくるのは「冷水」じゃなくて「水」ですから。夏に寒いからとプール入れない人はかなりレアでしょう。
その分効果は低いかもですが、充分効きます。
効きました。
簡単に言うと人間は「死に直面する」と、めっちゃ元気になるのだそう（科学的根拠など詳しく知りたい人は「オートファジー」「サーチュイン遺伝子」で検索を）。
なので昨今、健康にいいと取り沙汰される「断食」もこの理由から。
つまり「身体を冷やす」ことで死に直面させて細胞や遺伝子を活性化させるのですね。

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２、塩で清める

こちらは科学的根拠はわかりません。
日本人が昔からしてきたこと。
民族神道において唯一の戒律？が「ケガレを祓う」なのですが、つまりはお清めです。
お風呂に入る、洗う、そして「塩」で清める。
そしてすべての生命は海に起源を持つわけで、塩を身体にふるのってなにかしら生命力を高めるように感じるんですよね。
で、方法。
1の冷水シャワーを浴びつつ、わたしは首筋、盆の窪、肩にガシガシと海塩をこすりつけます。ついでに手にまだついてる塩を、胸の中心や腕や腹、足の裏なんかにこすって、シャワーで落とす。
首筋、盆の窪、肩なんかは昔から変なものが入ってきたり、のってしまったりする部位と言われてるし、確かに嫌な感じがするときはそこがもやもやと気持ち悪くなる。
はっきり言って、この1と2で、びっくりするくらい目が覚めます。
しゃきっとします。
今日出かけるのとか「ムリムリですわ～」なのが「いや、行けるぞ！」くらいになります。
しゃんっとなります。

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3、深呼吸

これもICEMANの深呼吸方法です。
わたしには合うし、ゆったり眠たくなったりリラックスするのではなく、活性化する系の呼吸方法なので朝にぴったりなんですよ。
全身に酸素が行きわたるせいか、頭がすっごいクリアになって集中力が出ます。
1と2で割と元気になったのを持続させる、固定させるような感じで仕上げになると思います。
やりかたは下の記事で紹介しましたので読んでみてください。

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1と2だけなら3分です。
呼吸はわたしは20分くらいかかりますが人にもよるでしょう。でもあんまりしっかりやろうと頑張っちゃうと逆にやるのが億劫になるので、5～10分からはじめて、効くことを身体が理解すれば深めていけると思います。
でもこれで、トータル30分かからない。
30分で1日元気にすごせるのであればなかなかたいしたものではないでしょうか？

今年の夏だけに限らず、今後ますます天候は不順になるだろうし。
9月1日にいきなり秋が来て涼しくなったように、真夏に台風ではなく考えられないくらいの大雨が降ったり、いままでのゆるやかに四季が移り変わる日本ではなくなってきてますよね。
だから、こういう自分で自分の体調をコントロールできる方法ってますます大事になってくるんじゃないかなって思うんです。
お金もかからないし。
30分くらいだし。
身につけたら一生ものだし。

ともあれ。
めっちゃ大事な日、これで極集中してめでたしめでたしと終えることができました。
よかった！

でもね。

天候不順でだる重いときって、もしオフにできる日であればゆったり過ごすのもいいなと思うんですよ。
そういう日って頭が回らないから、逆に頭を休ませることができて。
たいていの人は毎日の忙しさで頭フル回転で疲れてるんですけど、低気圧なんかによって強制的にそこがストップされる。
マインドフルネスや瞑想って、そのフル回転の頭を止める（自我の暴走を停止させる）ことが目的なんですが、この「だる重い」「頭が働かない」ときってすんなりこれができたりするんですよね。

しんどい日はオフ日にしちゃう。
予定があるなら仕方ない、身体の活性化スイッチを入れる。

そんな風に臨機応変に対応していくしかないな、と思う昨今です。

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